キメ・ハリ・肌質改善

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【医師監修】肌のハリやツヤが衰える原因は?ハリツヤを取り戻す方法や美容医療でできることを紹介

監修医師:杉野 宏子 先生(青山エルクリニック 院長 / 日本形成外科学会専門医、医学博士)

年齢を重ねると肌のハリやツヤが物足りなく感じることはありませんか?ハリやツヤが低下すると見た目年齢が高く見えてしまうかもしれません。

この記事では肌のハリやツヤを保つための要素や、ハリやツヤが低下する原因、美容医療でできる治療などを解説します。

監修:杉野 宏子 先生(青山エルクリニック 院長 / 日本形成外科学会専門医、医学博士)

1.ハリやツヤのある肌ってどんな肌?

ハリのある肌とは、柔軟性や弾力のある肌のことを言います。皮膚は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」で成り立っており、肌のハリをつかさどるのが真皮です。真皮にはコラーゲン線維やエラスチン線維、ヒアルロン酸などのハリをつかさどる成分が存在します。

「肌にハリがある」とは、これらの成分が十分に存在し、肌を構成している状態を指します。またツヤのある肌とは、うるおいと透明感のある肌のことを言います。肌の水分と油分のバランスが整ってハリがあり、きめが細かく肌表面がなめらかな状態を指します。

2.ハリやツヤを保つための要素

ハリやツヤのある肌は若々しい印象を与えます。ここでは肌のハリをつかさどる成分やツヤを与える成分の働きを解説します。

2-1.コラーゲン線維

真皮の全体の約70%を占めているのがコラーゲン線維です。コラーゲン線維は肌のしなやかさや弾力をつかさどるたんぱく質で、網目状に存在しています。これがベッドのスプリングのような役割となり、肌のハリや弾力をキープする働きを担っています。

2-2.エラスチン線維

エラスチン線維にはコラーゲン線維同士をつなぎとめたり、真皮と表皮をつないだりする役割があります。伸縮性があるのが特徴で、肌の弾力に大きく関わっている成分と言えます。

2-3.ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はコラーゲン線維とエラスチン線維の間を満たす物質です。肌の土台を支えており、肌にハリや弾力をもたらす役割を持っています。また水分の保持能力に優れており、肌のうるおいにも大きく関わっています。

3.ハリやツヤが低下する原因

肌のハリやツヤが低下する原因は何なのでしょうか?原因を理解することで、ハリやツヤを取り戻すための対処ができます。ここではハリやツヤが低下する原因を解説します。

3-1.紫外線

紫外線には主にUV-AとUV-Bがあり、UV-Aは真皮層にまで到達しダメージを与えます。真皮には肌のハリや弾力をつかさどるコラーゲン線維やエラスチン線維、ヒアルロン酸などが存在しており、これらが紫外線による影響を受けると、ハリや弾力の低下につながるので注意が必要です。

また紫外線の影響で肌に活性酸素が発生します。活性酸素は皮脂を酸化させ肌トラブルを生じる原因となります。

3-2.加齢による表情筋の衰え

加齢によって表情筋が衰えることで肌のたるみが生じ、ハリのない肌になります。また表情筋は使わなくなることでも衰えていきます。例えばマスクの着用により口を大きく動かさなくなる、口を動かして話す機会が減るといったことも、ハリの低下につながるでしょう。

3-3.乾燥

肌の乾燥は肌のハリやツヤが低下する原因の一つです。お肌を健やかに保つには、お肌に適切な水分量が保持されていなければなりません。季節や温湿度などの関係からお肌の乾燥が進むとお肌の水分が失われてしまい、お肌のハリや弾力がなくなってしまうのです。保湿などの乾燥対策を徹底しましょう。

3-4.不規則な生活習慣によるターンオーバーの乱れ

不規則な生活習慣は、ターンオーバーが乱れる原因となります。ターンオーバーが乱れると、古い角質が肌に蓄積することで肌がゴワゴワし、くすみや乾燥が生じて弾力やツヤのない肌になってしまいます。睡眠不足やストレス、偏った食事は生活習慣の乱れにつながるため気を付けましょう。

4.ハリやツヤを取り戻すためのセルフケアの方法

正しくセルフケアをすれば、低下してしまった肌のハリやツヤを取り戻し、キープすることができます。ここでは肌のハリやツヤを取り戻すためのセルフケア方法を解説します。

4-1.紫外線対策

コラーゲン線維やエラスチン線維にダメージを与えるUV-Aは、日差しの強い夏だけでなく一年中降り注いでいます。そのためハリやツヤのある肌をキープするには、毎日の紫外線対策が必須です。

日焼け止めは毎日塗るようにして、なるべく2~3時間おきに塗りなおすようにしましょう。また室内にいても窓から紫外線が入り込むため、日焼け止めを塗ることが大切です。

日焼け止め以外にも、日傘や帽子など紫外線をカットできるアイテムを積極的に取り入れるのがおすすめです。

4-2.十分な保湿

ハリやツヤのある肌をキープするには、しっかりと保湿することが大切です。十分な保湿を行うことで肌のバリア機能が維持され、肌トラブルを起こしにくい丈夫な肌となります。またターンオーバーも正常化するので、コンディションの良い肌を保てるでしょう。

スキンケアをするときは化粧水で水分を与えたあと、必ず乳液で水分にふたをしてください。べたつきが気になるからと言って化粧水だけでスキンケアを済ませると、肌が乾燥し過剰に皮脂が出て余計にべたつく原因に。ハリやツヤのある肌とは、水分と油分のバランスが整った肌のことを言います。水分を与えたあとは油分も与え、バランスの良い状態に肌を整えましょう。

4-3.規則的な生活習慣

規則正しい生活習慣は、ハリやツヤのある健やかな肌を作るのに重要です。まず睡眠時間を6時間以上確保し、質のいい睡眠がとれるようにしましょう。入眠90分前には入浴し体を温めるようにすると、スムーズな入眠につながります。

また適度な運動やアロマオイルの使用などはリラックス効果を得られるため、ストレス解消や質のいい睡眠が期待できます。

それ以外にもバランスの良い食事を摂り、紫外線やストレスなどにより生じた、肌のハリやツヤの低下の原因となる活性酸素を抑制しましょう。

活性酸素を抑えるには、抗酸化力のある成分を含む食品を積極的に取り入れることが大切です。具体的にはビタミンCを含むイチゴやブロッコリー、ビタミンEを含むアーモンドやオリーブオイル、ベータカロチンを含む鶏卵、カットわかめなどを意識的に摂取するのがおすすめです。

4-4.表情筋トレーニング

表情筋は加齢とともに衰え、肌のハリの低下につながります。ハリのある肌を手に入れるには表情筋を鍛えましょう。

ただし間違った方法で鍛えるとほうれい線や眉間や目尻のシワにつながることも。表情筋は適度に鍛えることが大切です。

例えば、表情筋を鍛えるときはトレーニングの回数を守り長時間やりすぎない、一部の筋肉だけでなくバランス良く鍛える、美顔器を使うときは説明書通りに行うといったことを守るようにしましょう。

5.ハリやツヤを取り戻すために美容医療でできること

ハリやツヤのある肌を取り戻し、キープするには、セルフケアだけでは限界を感じることあるかもしれません。そのような場合は美容医療に頼ってみるのも一つの方法です。ここではハリやツヤを取り戻すために、美容医療でできる治療法について紹介します。

5-1.エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、電気の力を利用して一時的に肌に小さな穴を開けて、そこから有効成分を入れて浸透させる施術です。イオン導入よりも肌に届けられる有効成分が多く、イオン化できない有効成分も肌の奥に届けることが可能です。これにより肌のハリやツヤをはぐくむことが期待できます。

5-2.フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザー治療は、肌の表面に微細なマイクロレーザーを点状に照射し皮膚に細かい穴をあけ、熱を与えます。傷を治そうとする細胞を活性化させることで、ターンオーバーやコラーゲンの生成を促し、肌の凹凸を滑らかにすることが可能です。ハリやツヤ、弾力のある肌へと導く効果が期待できます。

6.まとめ

ハリやツヤのある肌は見た目の若々しさにつながるため、憧れる方も多いと思います。しかし加齢や紫外線、不規則な生活習慣などにより、ハリやツヤが低下してしまうことも。毎日のセルフケアをしっかりと行い、肌のハリやツヤを取り戻しましょう。

もしセルフケアだけで肌のハリやツヤを取り戻すのが難しいと感じているなら、美容医療に頼ってみるのもおすすめです。自分に合った治療方法やケアについて医師と相談しながら、ハリやツヤのある肌を目指してみてください。

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